詩を書きます

放蕩

未熟さに割り切れず遊びなれたあなたに愛を求めた
孤独を抱えたあなたもぬくもりを求めて
互いの業が夜に溶けていく


過去に犯した過ちに縛られながら
明日を夢見てもがいた窓の外月に照らされた


救われたいだけなら この夜に終わりはないのに


幸せ手に入れても 遊びを重ねた あなたはこんなにも罪深い
なくした団らん なくした血の絆 もう一度欲して 愛を探す


どれだけ探し回ればいったい救われる


遊び慣れた心に誠実さは存在しないのに