詩を書きます

落ちぶれて

子供みたいな
無邪気に得意げに
女達から搾取した
金銭を愛を喋る


愛情に飢えてる
無自覚なあなたを
それゆえに
複雑な思いで見てた


悪い男を気取る
不遇な少年時代の復讐
死にたいとばかり
思ってた頃の


落ちぶれて古いベンツ
伸ばしっぱなしの髪
ヤミで仕入れる薬
ホスト時代の
栄光を支えに耐える


もう一度成功を夢見ても力尽きて
私の部屋で倒れこんでる
陰惨な面を私にだけ見せるあなた
死ぬには若いこの体が悲しい